問 題
建築物の維持保全に関する記述㋐ ㋑ ㋒のうち妥当なもののみを全て挙げているのはどれか。
㋐ 維持保全には事後保全と予防保全の考え方がありこのうち予防保全は保守の段階で異常や故障が確認された場合にそれに対応する修繕等を行う保全である。
㋑ 木材の腐朽対策として湿気の多い木材を用いるようにする。
㋒ 鉄筋コンクリート構造においてコンクリートにひび割れが生じると水の浸入や空気の流入により鉄筋が腐食・膨張しコンクリートをはく落させることがある。
1. ㋐
2. ㋐ ㋒
3. ㋑
4. ㋑ ㋒
5. ㋒
正解 (5)
解 説
㋐ですが
「異常や故障が確認された場合に対応する」のは「事後保全」です。「予防保全」は、事故が起こる「前」に計画的に実施する保全のことです。よって、㋐は誤りです。
㋑ですが
木材の腐朽対策として、木材を乾燥させた状態にする、風通しをよくするといった対策があります。「湿気の多い木材の使用」は誤りと考えられます。
以上より、正解は 5 です。
コメント