問 題
鉄筋コンクリート構造に関する次の記述の ㋐ ~ ㋓ に当てはまるものの組合せとして最も妥当なのはどれか。
「鉄筋コンクリート構造は ㋐ に強く熱に ㋑ い特性をもつ鉄筋と ㋒ に強く熱を ㋓ 特性をもつコンクリートの両者を組み合わせることで互いの欠点を補っている。」
/ | ㋐ | ㋑ | ㋒ | ㋓ |
1. | 引張力 | 強 | 圧縮力 | 伝えやすい |
2. | 引張力 | 弱 | 圧縮力 | 伝えやすい |
3. | 引張力 | 弱 | 圧縮力 | 伝えにくい |
4. | 圧縮力 | 強 | 引張力 | 伝えやすい |
5. | 圧縮力 | 弱 | 引張力 | 伝えにくい |
正解 (3)
解 説
コンクリートが引張に弱く、圧縮に強い材料です。その性質を補うため、鉄筋が入るため、鉄筋が引張に強いです。これが基礎知識です。正解は 1 ~ 3 になります。
そして、熱については、鉄、銅などはフライパンに使われることなどから、熱伝導率が高いと判断できるのではないでしょうか。そこから逆に、コンクリートは熱を「伝えにくい」と考えるとよいです。
ちなみに
あくまでも鉄とコンクリートの比較なので、コンクリートは熱を「伝えにくい」のですが、例えば木材はコンクリートに比べさらに熱伝導率が低いです。
以上より、正解は 3 です。
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