H27年 国家一般職(高卒 技術) No.76 土木構造設計 解説

 問 題     

鋼材の加工に関する次の記述の ㋐、㋑、㋒ に当てはまるものの組合せとして最も妥当なのはどれか。

・鋼板の表面に、鋼板を切断する位置を示す切断線を引いたり、ボルトを通す孔(あな)の位置を示すマーキングをしたり、鋼板の材質を記入したりすることを㋐ という。

・完成時の形状寸法で示された設計図をもとに、製作キャンバー、溶接によるゆがみや収縮及び切断に対する余裕代などを考慮して部材の正確な寸法を決め、㋐ などに必要な定規、型板、工作図、部材表などを作成することを ㋑ 作業という。

・㋐ でマーキングされた位置に、ラジアルボール盤やNC ジグボーラーなどを用いて㋒ を行う。

  ㋐     ㋑     ㋒
1. 原寸   けがき  定着
2. 原寸   けがき  孔(あな)あけ
3. 原寸   けがき  切断
4. けがき  原寸   定着
5. けがき  原寸   孔(あな)あけ

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説     

「マーキング」することは「けがき」です。これが基礎知識です。㋐は「けがき」、㋑が「原寸」です。正解は 4 or 5 です。

㋒ですが
「ボール」盤や ジグ「ボーラー」を用いてとあります。「ボウル」「ボウリング」が「穴をあける」という意味であることから判断できるとよいです。㋒は「孔あけ」です。

以上より、正解は 5 です。

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