H27年 国家一般職(高卒 技術) No.70 測量 解説

 問 題     

図のような細長い土地を 20.0 m おきに測量した結果、各断面積が表のとおりであった。このときの断面 1 ~ 5 間の体積を両端断面平均法により求めるとおよそいくらか。

1. 6040 m3
2. 6300 m3
3. 6560 m3
4. 7000 m3
5. 7960 m3

 

 

 

 

 

正解 (3)

 解 説     

両端断面平均法は、その名の通り、両端断面の平均 を用いて計算する方法です。本問では、各断面間の距離が 20 m なので、「両端の断面の平均 × 20 m」 を、それぞれの断面間で計算し、足し合わせます。

断面1~2間の平均は 44 と 68 の平均なので 56 です。
断面2~3間の平均は 68 と 98 の平均なので 83 です。
断面3~4間の平均は 98 と 92 の平均なので 95 です。
断面4~5間の平均は 92 と 96 の平均なので 94 です。
20 × (56 + 83 + 95 + 94)= 20 × 328 = 6560 です。

以上より、正解は 3 です。

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