公務員試験 H27年 国家一般職(高卒 技術) No.52解説

 問 題     

図のように直径 20.0 mm の短い円柱に 40.0 kN の圧縮荷重を加えたときの応力の大きさはおよそいくらか。ただし円柱の重さは無視できるものとする。

1. 2.00 MPa
2. 1.27 × 102 MPa
3. 2.55 × 102 MPa
4. 2.00 × 103 MPa
5. 2.55 × 103 MPa

 

 

 

 

 

正解 (2)

 解 説     

圧縮応力 σ = P/A です。これは基礎知識です。

直径 20mm の円の断面積 を考えます。半径は 10mm = 0.01 m = 10-2 mです。(力が kN となっていて、N の単位が kg・m なので、単位を m に合わせています。)
π ≒ 3.14 と近似します。断面積:πr2 = 3.14 × 10-4 m2 です。

σ = 40.0 kN / (3.14 × 10-4)
= 40.0 × 107/3.14 ※(k = 103分母・分子に 104 をかけた。
= 400/3.14 M ※(選択肢に合わせて、106 = M を外に出した。)
≒ 1.27 × 102 M です。

以上より、正解は 2 です。

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