公務員試験 H27年 国家一般職(高卒 技術) No.44解説

 問 題     

工業計測における誤差に関する記述㋐ ㋑ ㋒のうち妥当なもののみを全て挙げているのはどれか。

㋐ 個人誤差は、測定の熟練によって小さくすることができる。
㋑ 間違いを訂正し、系統誤差の全てを補正しても、測定値は、真の値とは異なった値になるのが普通である。
㋒ 計測器の誤差を補正することを校正という。

1. ㋐
2. ㋐ ㋑
3. ㋐ ㋑ ㋒
4. ㋑ ㋒
5. ㋒

 

 

 

 

 

正解 (2)

 解 説     

㋐、㋑は妥当な記述です。計測において重要な内容です。

㋒ですが
校正とは、計器類の狂い・精度を、標準器と比べて正すことです。JIS の用語の規定により、校正には「計器を調整して誤差を修正する」ことは「含まない」とされています。意識して覚えておきましょう。

以上より、妥当な記述は㋐、㋑です。
正解は 2 です。

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