問 題
長さ6mの片持ち梁の曲げモーメント図が図Ⅰのように示されるとき、作用している外力の状態として最も妥当なのはどれか。
ただし、梁の自重は無視し、せん断力と曲げモーメントは図Ⅱの向きを正とする。
正解 (5)
解 説
図Ⅰより左から 1.5 m の所でM=0となっている。そこで、左から 1.5 m の所を点Aとおき、仮想的に切断してみます。(ピン部分で切断するのと同じ発想と考えると自然ではないでしょうか。)
A点まわりのモーメントを考えれば、4.5 × 先端にかかる力 (時計回り)=中心のモーメント(反時計回り)となるはずなので、先端にかかる力=2 かつ 反時計回り(⤴)でなければなりません。
以上より、正解は 5 です。
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