公務員試験 H27年 国家一般職(電気・電子・情報) No.39解説

 問 題     

ネットワークに関する次の記述の㋐ ㋑ ㋒に当てはまるものの組合せとして最も妥当なのはどれか。

・現在世界で利用されているインターネットの起源は1960年代後半にアメリカで構築された㋐ にある。

・㋑ はTCP/IP ネットワークでコネクションレス型の通信を提供するプロトコルであり,データの到達性を保証しない一方で高速な通信が実現できる。

・Webブラウザのアドレス欄にサーバ名が入力されると㋒ を利用してそのサーバ名に対応するIP アドレスが検索されてからサーバに接続される。

㋐ ㋑ ㋒
1. Ethernet UDP DNS
2. Ethernet IP HTTP
3. ARPANET TCP SMTP
4. ARPANET TCP HTTP
5. ARPANET UDP DNS

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説     

インターネットの起源といえば、ARPANET(アーパネット) です。Ethernetは、LAN の通信規格のことです。㋐はARPANET です。正解は 3~5 です。

判断しやすいのは ㋒ ではないかと思われます。IPアドレスは 192.168.1.2 といった数値の列です。インターネットに接続された機器に割り振られる住所のようなものです。この住所を、人が理解しやすい文字列にしたものがURLです。この IPアドレス(数値)ーURL(文字列)の対応システムを DNS と呼びます。SMTP は、メール送信に関する通信規格の一つです。HTTP は ホームページのファイルやりとり等で用いる通信規格の一つです。

以上より、正解は 5 です。

コメント