公務員試験 H27年 国家一般職(電気・電子・情報) No.29解説

 問 題     

半導体素子に関する以下の記述㋐ ㋑ ㋒の下線部について妥当なもののみを全て挙げているのはどれか。

㋐ 太陽電池は光の照射による半導体材料の導電率の変化を利用している。
㋑ ペルチェ素子は電流による半導体材料の熱の発生又は吸収を利用している。
㋒ サーミスタは温度による半導体材料の抵抗値の変化を利用している。

1. ㋐
2. ㋐ ㋑
3. ㋐ ㋒
4. ㋑
5. ㋑ ㋒

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説     

㋐ですが
太陽電池は光が照射される→衝突によるエネルギーでキャリアが移動→電流が流れる という仕組みです。「導電率の変化」を利用しているわけでありません。よって、記述㋐は誤りです。

記述㋑、㋒は妥当な記述です。
サーミスタが「温度」に関連することは「サーモ」という響きからぜひ連想したいところです。ちなみにH25no29 既出の単語です。

ペルチェ素子は「熱電素子」の一種です。熱ー電気エネルギー変換を行う素子の一種です。精密機器やワインセラーの冷却といった、精度の要求される温度管理に用いられています。とはいえ冷却「効率」は悪いため、現在の所、一般に普及しているわけではなく、用途が限定されて用いられています。

以上より、正解は 5 です。
類題 H25no29

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