公務員試験 H26年 国家専門職(食品衛生監視員) No.5公衆衛生学Ⅱ(2)解説

 問 題     

結核に関する次の記述のA~Dに当てはまるものを、語群から選び出しそれぞれの番号を記せ。

「結核は我が国ではかつてA と呼ばれた。BCG は結核を予防するワクチンであり本来B に感染するB 型結核菌を弱めたC である。現在結核は感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律のD 感染症に分類されている。」

<語群>①ぜいたく病、②国民病、③生ワクチン、④ウサギ、⑤ブタ、⑥ウシ、⑦二類、⑧三類、⑨不活化ワクチン

 

 

 

 

 

 解 説     

かつて結核は国民病と呼ばれるほど猛威を奮っていました。ちなみに、ぜいたく病とかつて呼ばれたのは痛風です。

結核予防ワクチンである BCG はウシ型結核菌を弱めた生ワクチンです。ちなみにワクチンには他に不活化ワクチン、トキソイドがあります。結核は現在、二類感染症に分類されています。二類感染症は他にポリオ、ジフテリア、SARSなどが指定されています。

以上より
A 国民病 ②
B ウシ ⑥
C 生ワクチン ③
D 二類 ⑦ です。

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