公務員試験 H26年 国家一般職(高卒 基礎) No.39解説

 問 題     

我が国の人口・世帯に関する記述として最も妥当なのはどれか。

  1. 第二次世界大戦以降総人口は平成25年まで一貫して増加しているが少子化の影響を受け,今後平成30年までには減少に転じると予想されている。
  2. 人口ピラミッドの変化についてみると第二次世界大戦前は多産多死のつぼ型であったが近年は少産少死の釣鐘型になっている。
  3. 平成22年の平均寿命は世界最長で今後もしばらく伸長すると予測されている。男女別にみると女性は90年を上回っており男性は80年を上回っている。
  4. 合計特殊出生率(1人の女性が生涯で生む子どもの平均人数)は第一次ベビーブームの頃をピークに減少し始め平成24年には過去最低の1.41を記録した。
  5. 近年1世帯当たりの人数は減少傾向にある。世帯構成の変化をみると単独世帯の割合は昭和40年には1割を下回っていたが平成20年には2割を上回っている。

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説     

選択肢 1 ですが、総人口は、H20 年から持続的に減少しています。「平成 25 年まで一貫して増加」してはいません。よって、選択肢 1 は誤りです。

選択肢 2 ですが、つぼ型と釣鐘型が逆です。よって、選択肢 2 は誤りです。

選択肢 3 ですが、女性 90 年は上回っていません。よって、選択肢 3 は誤りです。

選択肢 4 ですが、過去最低は「1.26」です。よって、選択肢 4 は誤りです。

選択肢 5 は、正しい記述です。

以上より、正解は 5 です。

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