公務員試験 H26年 国家一般職(高卒 基礎) No.37解説

 問 題     

我が国の貿易に関する記述A~Dのうち妥当なもののみを全て挙げているのはどれか。

A:貿易収支は円高の影響によって平成16年度から平成23年度まで赤字であったが東南アジア向けの輸出の増加などによって平成24年度は黒字になった。

B:平成24年度の品目別の貿易状況をみると輸入額では原油などの鉱物性燃料が輸出額では自動車などの輸送用機器が最も多くなっている。

C:平成24年度の相手国別の貿易状況をみると輸入額では中国が最も多く次いで米国となっており輸出額では中国が最も多く次いで韓国となっている。

D:幅広い経済関係の強化を目指して我が国は平成25年末現在でシンガポールメキシコオーストラリアブラジルなどの20か国と自由貿易協定(FTA)を締結している。

  1. A B
  2. A C
  3. C D

 

 

 

 

 

正解 (3)

 解 説     

記述 A ですが、H23(2011)年以前はずっと黒字です。よって、記述 A は誤りです。

記述 B は、妥当な記述です。

記述 C ですが、輸出の2位は米国です。韓国ではありません。よって、記述 C は誤りです。

記述 D ですが、ブラジルとは締結していません。よって、記述 D は誤りです。

参考)財務省 貿易統計
参考)世界と日本のFTA一覧 2018.12 時点

以上より、妥当な記述は B です。正解は 3 です。

コメント