公務員試験 H26年 法務省専門職員 No.42解説

 問 題     

次は社会福祉における相談援助の展開過程に関する記述であるがA~Dに当てはまるものの組合せとして最も妥当なのはどれか。

相談援助の展開過程は、一般的には「ケース発見」、「受理面接」、「事前評価」、「支援の計画」、「支援の実施」、「事後評価」、「終結」などの段階があり、実践的には直線的に進むものではなく、これらの各段階を繰り返しながら問題の解決に向かっていく、いわば循環的に展開される過程である。

これらの各段階のうち「ケース発見」では、地域において社会的なつながりから孤立して福祉サービスなどに結び付いていない人々を発見し、援助と結び付ける A は重要な課題の一つである。

「受理面接」において、援助者とクライエントの関係はその後の援助過程に大きく影響するものであるため、援助者はクライエントとの B の構築に努める必要がある。

「支援の実施」においては、クライエントに対して複数の理論的アプローチやスキルを用いながら,かつ複数のフォーマルインフォーマルな人的・組織的社会資源を混成して支援が進められる。また支援開始後の経過を観察・評価する C を適宜行う必要がある。

「終結」においては、支援内容を振り返り、その支援の有効性を検証するための効果測定を行う。また、クライエントや地域社会などに対する D を果たすことが重要である。

 

 

 

 

 

正解 (3)

 解 説     

A ですが
「サービスなどに結び付いていない人々を発見し、援助と結びつける」のは「アウトリーチ」です。アセスメントは展開過程における「事前評価」です。正解は 3 ~ 5 です。

B ですが
まず「受理面接」が「インテーク」です。初回面接にあたり、「ラポール」(信頼関係)の構築に努める必要があります。正解は 3 or 4 です。

C ですが
支援開始後の観察・評価は「モニタリング」です。アドボカシーとは「権利擁護」「代弁」という意味です。

D ですが
~を果たす というつながりから「アカウンタビリティ」が妥当と判断できるのではないでしょうか。アカウンタビリティは「説明責任」という意味です。

以上より、正解は 4 です。

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