公務員試験 H26年 国家一般職(高卒 技術) No.45解説

 問 題     

品質管理に関する次の記述の ㋐ ㋑ ㋒ に当てはまるものの組合せとして最も妥当なのはどれか。

「図はある製品のある値の測定を繰り返し行い、その測定値の範囲をいくつかの区間に分けてその度数を柱状に表したヒストグラムであり、曲線は各区間の中心の値を滑らかに結んだものである。

測定を多くし区間の幅を狭くしていくとこの曲線は ㋐ に近づく。このとき測定値を x、平均値を m、標準偏差を σ とすると ㋑ ≦ x ≦ ㋒ を満たす測定値の数は全体の約 99.7%となる。」

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説     

測定値の平均の所が一番度数が高く、平均から離れるほどに度数が小さい、左右対称の曲線に近づいていくと考えられます。

選択肢もふまえれば、近づくのは「正規分布」曲線です。正規分布であれば平均 ± 1σ に 約 68%± 2 σ に 約 95%± 3 σ に 約 99.7% 程度のデータが含まれることになります。

以上より、正解は 5 です。

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