公務員試験 H26年 国家一般職(高卒 技術) No.26解説

 問 題     

図のように半径 a、 巻数 N1 の円形コイル L1 と、半径 2a、 巻数 N2 の円形コイル L2 がそれぞれの中心が点 O で一致するように、同一平面上に配置されている。

L1 に I、 L2 に 2I の大きさの電流を図の向きに流したところ点 O における磁界の強さが0となった。このとき L1 と L2 の巻数の比 N1/N2 はいくらか。

 

 

 

 

 

正解 (4)

 解 説     

「半径 r の円形電流が中心に作る磁場」→H=I /2r が基本知識です。コイルが N 巻の場合 H = NI/2r となります。

コイル L1 による 磁場 H1 は N1 ×I/2πa です。
コイル L2 による 磁場 H2 は N2 × 2I/4πa です。

N1 = N2 であれば H1 = H2 となります。つまり、N1/N2 = 1 であれば OK です。

以上より、正解は 4 です。

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