問 題
構造物の基礎に関する記述㋐、㋑、㋒の正誤の組合せとして最も妥当なのはどれか。
㋐ 場所打ちコンクリート杭とは、既製のコンクリート杭を現場で打ち込む工法である。
㋑ 軟弱粘性土層に設置される杭基礎は、ネガティブ・フリクション(負の摩擦力)が発生するおそれがある。
㋒ フーチング基礎は一般に杭基礎に分類され、支持層が深い場合に採用される。
- ㋐ ㋑ ㋒
- 正 正 正
- 正 正 誤
- 正 誤 正
- 誤 誤 正
- 誤 正 誤
正解 (5)
解 説
記述㋐ですが、既製のコンクリート杭を現場で打ち込むのは「既製杭工法」です。場所打ちコンクリート杭は、現場で穴を掘った後に鉄筋を挿入し、コンクリートを流し込んで杭を作る工法です。よって、記述㋐は誤りです。
記述㋑は、正しい記述です。
記述㋒ですが、フーチング基礎とは直接基礎の一種です。基礎は大きく直接基礎と杭基礎の2つに分類されます。また、フーチング基礎は浅い基礎です。支持層が浅い場合に採用されます。よって、㋒は誤りです。
以上より、誤、正、誤です。
正解は 5 です。
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