公務員試験 H25年 国家専門職(教養) No.20解説

 問 題     

坂の上のA地点を出発して坂の下のB地点との間を往復する。徒歩の場合、復路の速さは往路の速さの2/3倍であり、自転車の場合、復路の速さは往路の速さの1/2倍である。また、往路について、自転車の速さは徒歩の速さの 4 倍である。

徒歩で往路に要する時間がちょうど10分のとき、徒歩と自転車のそれぞれでAB間を一往復するのに要する時間の差として最も妥当なのはどれか。

ただし、徒歩と自転車のそれぞれの速さは、往路及び復路のそれぞれにおいて一定であり、折り返しのための時間は考慮しないものとする。

  1. 12 分30 秒
  2. 15 分00 秒
  3. 17 分30 秒
  4. 18 分30 秒
  5. 23 分45 秒

 

 

 

 

 

正解 (3)

 解 説     

ふわっとした設定なので、都合のいい設定を考えます。徒歩の往路の速さを 15m/分とします。10 分なのでAB 間の距離は 150m です。 復路が 2/3 倍の速さなので、10m/分です。すると、15分かかります。合計 25 分です。

自転車は、往路が 60m/分なので、2.5分かかります。復路は 1/2 倍の速さなので、30m/分です。 よって、5 分かかります。合計 7.5 分です。

以上より、時間の差は 25 – 7.5 = 17.5 分です。

正解は 3 です。

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