公務員試験 H25年 国家一般職(教養) No.14解説

 問 題     

A 〜 G の一行は、4人が男性、3人が女性であり、旅行先のホテルにおいて、図のような位置関係のルームⅠ〜Ⅳの部屋に分かれて宿泊した。ホテルにおける部屋割りについて、3 部屋には2人ずつ、1部屋には1人が宿泊したことのほか、次のことが分かっているとき、確実にいえるのはどれか。

○ 男性と女性は別々の部屋だった。
○ 男性の泊まる部屋は隣り合っていた。
○ AとCの部屋は隣り合っていた。
○ AとDは男性で、別々の部屋だった。
○ AとGは別々の部屋で、さらに、隣り合っていなかった。
○ Bは女性で、ルームⅣに宿泊した。
○ Fは 1 人で宿泊した。

1.AはルームⅠに宿泊した。
2.BとGは同じ部屋に宿泊した。
3.EとFの部屋は隣り合っていた。
4.FはルームⅢに宿泊した。
5.Gは男性である。

 

 

 

 

 

正解 (2)

 解 説     

条件から、B(女)の部屋は ルームⅣで確定です。ルームⅣにはもう1人女性が泊まります。Fは1人で宿泊したということなので、Fは女性です。FがルームⅠとまずは仮定してみます。

【F がルームⅠに1人で宿泊】

ルームⅡ、ルームⅢに、A or C が一人ずつ入ります。そうすると、隣り合っていない所に G という条件から、ルームⅡに A、ルームⅢに C 、ルームⅣに G が確定します。すると女性の B と同じ部屋なので、G は女性です。さらに、A とDは男性で別の部屋なので、ルームⅢに C,D となり、ルームⅡは A,E です。

以上より、下図のように確定します。

選択肢を検討すると、選択肢 1,4,5 は誤りです。

【F がルームⅡに1人で宿泊】

Fが女性で、Bも女性なので、これでは男部屋を隣り合わせることがどうしてもできず、これはありえません

【FがルームⅢに1人で宿泊】

ルームⅠ、Ⅱに A or C,D が確定し、G がルームⅣで女の子ときまります。このパターンのとき、選択肢 3 の記述である「EとFが隣り合う」かは確定しませんが、選択肢 2 の記述である「BとGは同じ部屋」は確定です。

以上より、どのパターンでも成り立つ、すなわち確実に言えるのは「BとGは同じ部屋に宿泊した」です。正解は 2 です。

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