公務員試験 H25年 国家一般職(土木) No.31解説

 問 題     

図のように、平坦な土地に円曲線(単心曲線)を含む道路の路線の中心線を設置した。

このとき、円曲線終点 E.C (End curve) から最も近い距離にある中心杭はどれか。

ただし、中心杭は道路起点を No.0 として20m 間隔で No.1,2,3,・・・と設置するものする。また、B.C (Begining curve)は円曲線始点である。

  1. No.33
  2. No.34
  3. No.35
  4. No.36
  5. No.37

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説     

下図のように補助線を引くと、No.0~B.Cまでが600 ー 100√3 とわかります。

√3 ≒1.73 なので600 – 173 = 427 m です。

B.C~E.Cは半径 300m、中心角 60°の扇形の弧長です。よって600π × 1/6 = 100πです。π≒3.14 なので100π = 314m です。

No0~E.Cは、427+314 = 741m です。従って、最も近いのは 740m 地点の中心杭です。20 m ごとに杭は打たれているので、740 ÷ 20 = No37 となります。

以上より、正解は 5 です。

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