公務員試験 H24年 国家専門職(教養) No.20解説

 問 題     

同じ鉛筆が全部で6本ある。これをA B Cの3人に残らず配る場合の配り方は全部で何通りか。ただし鉛筆を1本ももらえない人がいてもよいとする。

  1. 22通り
  2. 24通り
  3. 26通り
  4. 28通り
  5. 30通り

 

 

 

 

 

正解 (4)

 解 説     

例えば、Aに6本、Bに0本、Cに0本といった場合ということです。A、B、Cに与えた本数を足せば必ず6になることに注目すると、6本の鉛筆に仕切りを2つ、どこに入れるか全部で何通りあるか?という問題と考えることができます。

鉛筆を便宜的に◯で、仕切りを|で表します。冒頭のAに6、Bに0、Cにに0というのは、「◯◯◯◯◯◯||」というように仕切りを入れた場合に対応する ということです。

◯6個、|2個の並びについては、全部で8個だから、重複順列の公式により、

8!/(6!・2!) = 8・7/2・1

です。したがって、28 通りです。正解は 4 です。

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