問 題
金属の表面に光を照射すると金属から電子(光電子)がとびだして来る。この現象を光電効果という。
図は、ある金属に照射した光の振動数 ν と光電子の運動エネルギーの最大値 Ex の関係を表したもので、図中の W は仕事関数(金属表面から 1 個の電子を外部に取り出すのに必要な最小のエネルギー)である。
この金属に振動数 ν0 より小さな振動数の光を照射しても光電子はとびださなかったが、ν0 より大きな振動数ν1 の光を照射した時、光電子がとびだしEK=E であった。
この金属に振動数2ν1の光を照射したときのEKとして最も妥当なのはどれか。
1. 2E – W
2. 2E
3. 2E+W
4. 3E-W
5. 3E+W
正解 (3)
解 説
グラフだけ見て考えればOKです。0から ν1まで進むと E+W 増えている と読み取れます。ν1から2ν1まで進んでもやはり E+W 増えるはずです。従って、E+(E+W)=2E+W となります。
以上より、正解は 3 です。
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