問 題
ヒトの体内器官の働きに関する記述A~Eのうち肝臓の働きに関するもののみを全て挙げているのはどれか。
A:糸球体からボーマンのう内へのろ過によって血液を原尿としさらに原尿からグルコースや水などを再吸収することで血中の塩類濃度を一定の範囲内に保っている。
B:摂取したアルコールを酵素の働きによってアセトアルデヒドにしたりタンパク質やアミノ酸の代謝により生じたアンモニアを尿素にしたりしている。
C:血糖量が多くなるとグルコースの一部をグリコーゲンとして蓄え血糖量が少なくなるとグリコーゲンをグルコースに分解して血中に戻すことで血糖量の調節に関与している。
D:グルコースからグリコーゲンへの合成を促進するインスリンとグリコーゲンからグルコースへの分解を促進するグルカゴンをランゲルハンス島から分泌し血糖量の調節に関与している。
E:老化して機能しなくなった赤血球のヘモグロビンを分解し脂肪の消化に関係する胆液(胆汁)をつくっている。
- A B
- A C D
- B C E
- B D
- D E
正解 (3)
解 説
記述 A は腎臓に関する記述です。また、記述 D は膵臓に関する記述です。よって、選択肢 1,2,4,5, は誤りです。
正解は 3 です。
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