公務員試験 2020年 国家一般職(土木) No.38解説

 問 題     

我が国の港湾に関する記述 ㋐、㋑、㋒ のうち妥当なもののみを全て挙げているのはどれか。

㋐ 平成 30 年における我が国の貿易量のうち、海上貿易はトン数ベース及び金額ベース共に半分以上を占めている。

㋑ 我が国の港湾へのクルーズ船の寄港回数は平成 25 年以降横ばい傾向で推移している。

㋒ 水域施設、外郭施設、係留施設及び臨港交通施設は港湾施設に含まれる。


1.㋐
2.㋐、㋑
3.㋐、㋒
4.㋑、㋒
5.㋒

 

 

 

 

 

正解 (3)

 解 説     

㋐ は妥当です。
我が国では、貿易量 (輸出入合計) の 99.6 % (2023年、トン数ベース) を海上輸送が占めています。金額ベースでも 2013 年のデータと少し古いのですが 75% を超えています。

㋑ ですが
クルーズ船の寄港回数は 2018 年 (H30 年) をピークとして、H25 年から 増加傾向で推移しています。「横ばい傾向」ではありません。㋑ は誤りです。

㋒ は妥当です。
港湾施設についての記述です。


以上より、正解は 3 です。

類題 H30no38
https://yaku-tik.com/koumuin/h30-doboku-38/

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