問 題
我が国の洪水防御計画に関する
次の記述の㋐、㋑、㋒に当てはまるものの
組合せとして最も妥当なのはどれか。
・ 洪水防御計画は
河川の洪水による災害を
防止又は軽減するため
計画基準点において( ㋐ )を設定し
この( ㋐ )に対してこの計画の目的とする
洪水防御効果が確保されるよう策定するものである。
・ 洪水防御計画においては
( ㋐ )を合理的に河道、ダム等に配分して
主要地点の河道、ダム等の計画の基本となる
( ㋑ )を決定する。
・ 河道計画においては
( ㋑ )を( ㋒ )で流下させるように
河道を設計することを原則とする。
㋐ ㋑ ㋒
1．基本高水 計画高水流量 計画高水位
2．基本高水 計画高水流量 計画高水位以下
3．計画高水 基本高水流量 計画高水位
4．計画高水 基本高水流量 計画高水位以下
5．計画高水 基本高水流量 堤防天端高
正解 (2)
解 説
㋑が判断が簡単です。ダム等の計画の基本は「計画高水流量」です。
正解は 1 or 2 です。これにより、㋐は基本高水とわかります。
㋒ですが、狙った水位で流下するというのは現実的ではありません。
よって、計画高水位「以下」が妥当と考えられます。上限を定めてそれ以下で流下させるよう設計させるということです。
以上より、正解は 2 です。
類題 H27no37
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