2022年 国家一般職(高卒 技術) No.69 土木基礎力学 解説

 問 題     

高さ 10 cm の土の供試体に増加圧力 200 kN/m2 を加え圧密させたところ、土の供試体の高さが 8.0 cm となった。このとき、体積圧縮係数として最も妥当なのはどれか。ただし、土の供試体の断面積は変化しないものとする。

 

 

 

 

 

正解 (1)

 解 説     

圧密による沈下量を S (m)とします。
S = mv・Δp・H が公式です。
※mv:体積圧縮係数、Δp:荷重による増加分の圧力、H:圧密層の高さ

S = 0.02 (m)、Δp = 200、H = 0.1 (m) を代入すれば
mv = 0.001 です。選択肢に合わせれば、1.0 × 10-3 です。

以上より、正解は 1 です。

類題 H30 no69 圧密

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