公務員試験 H30年 国家一般職(高卒 技術) No.100解説

 問 題     

建築基準法に関する記述 ㋐、㋑、㋒ のうち妥当なもののみを全て挙げているのはどれか。

㋐ 建築物の部分によって階の数が異なるときは、最大のものを階数とする。
㋑ 防火地域内の建築物は、全て耐火建築物としなければならない。
㋒ 容積率とは、建築物の建築面積の延べ面積に対する割合をいう。

1.㋐
2.㋐、㋒
3.㋑
4.㋑、㋒
5.㋒

 

 

 

 

 

正解 (1)

 解 説     

㋐は妥当な記述です。

㋑ですが
防火地域では、3階以上 or 延べ面積 100m2 超 の建築物は耐火にしないといけません。その他は耐火 or 準耐火です。ちなみに、耐火構造物とは、火事終了まで耐える構造です。準耐火構造とは、ある程度の時間耐えて、延焼を抑制する、という構造です。よって ㋑ は誤りです。

㋒ですが
容積率は「土地面積に対する床面積の合計」です。よって、㋒は誤りです。

以上より、正解は 1 です。


類題 H29no80

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