2022年 国家一般職(高卒 技術) No.50 機械設計 解説

 問 題     

滑らかな水平面の一直線上を速さ 2.0 m/s で進んでいる質量 3.0 kg の小物体に、進行方向の力を加えたところ、小物体の速さは 4.0 m/s になった。このとき、加えた力積の大きさとして最も妥当なのはどれか。

なお、小物体の運動量の変化はその間に小物体が受けた力積に等しい。また、運動量は小物体の質量と速度の積である。

1.1.0 N・s
2.2.0 N・s
3.4.0 N・s
4.6.0 N・s
5.8.0 N・s

 

 

 

 

 

正解 (4)

 解 説     

小物体について、上図のようにまとめることができます。

問題文より、運動量が 質量 × 速度 です。運動量が 3 × 2.0 = 6.0 から、3 × 4.0 = 12.0 に変化しています。これも問題文より、運動量の変化分 12.0 – 6.0 = 6.0 が受けた力積です。

以上より、正解は 4 です。

類題 H28 no51 運動量の変化の大きさ

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