問 題
我が国における建築基準法に関する記述 ㋐、㋑、㋒ のうち妥当なもののみを全て挙げているのはどれか。
㋐ 居室とは、居住、執務、作業、集会、娯楽その他これらに類する目的のために継続的に使用する室をいい、一般に、浴室や便所は居室に含まれない。
㋑ 共同住宅の各戸の界壁は、小屋裏又は天井裏に達する必要がある。
㋒ 田園住居地域内においては、建築物の高さは、5 m 又は 7 m のうち当該地域に関する都市計画において定められた建築物の高さの限度を超えてはならない。
1.㋐
2.㋐、㋑
3.㋐、㋒
4.㋑
5.㋒
正解 (2)
解 説
㋐ は妥当です。
居室には、他に倉庫も含まれません。
㋑ は妥当です。
界壁は、長屋または共同住宅において、住戸と住戸の間を仕切る壁のことです。遮音性能及び準耐火構造が求められます。
㋒ ですが
第一・二種低層住居専用地域、田園住居地域には、10 m又は 12 mの絶対高さの制限があります。「5 m 又は 7m」ではありません。㋒ は誤りです。
以上より、正解は 2 です。
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