問 題
木材に関する記述 ㋐、㋑、㋒ のうち妥当なもののみを全て挙げているのはどれか。
㋐ 板材において、樹皮側の面を木裏、髄側の面を木表という。
㋑ 木材を通常の大気中に置いて、乾燥した状態のときの含水率を気乾含水率という。
㋒ 木材は、周囲に炎がない場合でも、一般に、約 90 ℃ に達すると自然に発火する。
1.㋐
2.㋐、㋑
3.㋑
4.㋑、㋒
5.㋒
正解 (3)
解 説
㋐ ですが
板材で、樹皮側の面は木表、髄側の面は木裏です(H29 no83)。記述は逆です。㋐ は誤りです。
㋑ は妥当です。
気乾含水率は、平衡含水率とも呼ばれます。
㋒ ですが
もしもこの記述が正解だと、例えば木のサウナ室が燃えているはずなのでおかしいと考えられるため、誤りと判断できるのではないでしょうか。周囲に炎がなくても発火することを自然発火といいます。木材の自然発火温度は約 450 ℃です。約 90 ℃ではありません。
以上より、正解は 3 です。
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