問 題
撮影高度 3000 m、焦点距離(画面距離)15 cm の航空カメラで鉛直写真の撮影を行ったところ、標高が 900 m の山が写っていた。標高 900 m の山頂における写真の撮影縮尺はおよそいくらか。ただし、空中写真のひずみは無視する。
正解 (4)
解 説
撮影縮尺とは、焦点距離と被写体までの距離の比率です。一例として、焦点距離 10cm、撮影高度 1000mの場合を以下に示します。撮影縮尺は 100000 ÷ 10 = 10000 なので 1/10000 となります。
本問において 標高 900 m の山頂であれば、撮影高度は 3000 – 900 = 2100(m)となります。そのため、撮影縮尺は 210000 ÷ 15 = 14000 なので 1/14000 です。
以上より、正解は 4 です。
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