過去問 2020年 国家一般職(高卒 基礎)No.21解説

 問 題     

x + 2y = 6 の関係が成り立つとき、x2 + 2y2 の最小値はいくらか。

1. 3
2. 6
3. 9
4. 12
5. 15

 

 

 

 

 

正解 (4)

 解 説     

x2 + 2y2  のままでは、文字が 2 つあって複雑なので、関係式 を x = 6 – 2y・・・(1) として代入することで、1文字の式とします。x2 + 2y2 → (6 – 2y)2 + 2y2 = 6y2 -24y + 36 です。

6y2 -24y + 36 の最小値を求めるために、y で微分します。微分する、とは、接線の傾きを求めるという計算です。微分した結果が 12y ー 24 です。接線の傾きが0になる時が最小の候補です。つまり、最小値をとりうるのは、y = 2 の時です。

y = 2 の時、(1)より x  = 2 です。
x = 2、y = 2 の時、x2 + 2y2 = 12 です。

以上より、正解は 4 です。

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