過去問 2020年 国家一般職(高卒 基礎)No.14解説

 問 題     

次の五つの展開図のうち,模様が見えるように組み立ててできる立方体の模様の配置が他の四つの立方体と異なるのはどれか。

 

 

 

 

 

正解 (3)

 解 説     

展開図の問題なので「最小の角をなす2辺はくっつく。ぺりぺりちぎってくっつけてもOK。」です。(2019 no14)。

そして、立方体の展開図に関する基礎知識が
「3つ連続する面について、1つ飛ばしの2面が組み立てた時平行な面の組」です。

これらの知識をふまえ
各選択肢において、2つだけ文字で少し目立っているため、A と K に注目します

平行であることが明らかになるように、選択肢 4,5 について、ペりぺりちぎります。また、そうすることで、選択肢 2,4,5 は A ♠ K という並びになります。そこで、選択肢 1,3 もその並びになるように変形して比較します。

すると、選択肢 1,5 は完全に同じ配置関係になります。また、選択肢 2,4 も回転させれば、1,5 と同じ配置になります。

そして、選択肢 3 のみ配置関係が異なることが読み取れます。♠ のとんがった先に注目するとわかりやすいかと思います。選択肢 1,2,4,5 の場合、♠ のとんがった先は、A の右側の棒に向いています。一方、選択肢 3 のみ、K の開いている部分を向いています

以上より、正解は 3 です。

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