公務員試験 2020年 国家一般職(教養) No.27解説

 問 題     

図は,1996~2016 年のオリンピック競技大会における,男女別の我が国のメダル獲得数及び男女それぞれの獲得したメダルに占める金メダルの割合を示したものであり,表は,これらの大会における我が国のメダル獲得数を種類別に示したものである。これらから確実にいえるのはどれか。なお,これらの大会において,男女混合種目ではメダルを獲得していない。

1.1996~2016 年について金メダルの獲得数を男女別に比較すると,1996 年は男性の方が多かったが,2000 年以降は一貫して女性の方が多かった。

2.1996~2016 年についてみると,獲得したメダルに占める銀メダルの割合が最も低かったのは 1996 年で,最も高かったのは 2012 年である。

3.1996~2016 年について金メダルの獲得数を男女別にみると,最も多かったのは男性も女性も 2016 年である。

4.2000 年の女性のメダル獲得数についてみると,銀メダルと銅メダルをそれぞれ少なくとも 3 個以上獲得している。

5.2012 年の男性のメダル獲得数についてみると,銀メダルと銅メダルをそれぞれ少なくとも 5 個以上獲得している。

 

 

 

 

 

正解 (4)

 解 説     

選択肢 1 ですが
2000 年に注目すると、男性メダル獲得数 7、金メダル割合 40% 強なので、男性は 金メダル 3 個と読み取れます。一方、女性メダル獲得数 13、金メダル割合 約 15% なので、女性は 金メダル 2 個と読み取れます。 男性の方が多い年が少なくとも 1 つあります。「一貫して女性の方が多い」わけではありません。選択肢 1 は誤りです。

選択肢 2 ですが
銀メダルの割合が問われているため、まず獲得メダル合計数を読み取ります。1996 年から、14,20,37,25,38,41 です。1996 年と 2000 年の銀メダルの割合はそれぞれ 6/14 と 8/20 です。これは通分すると 60/140 と 56/140 なので、2000 年の銀メダルの割合の方が低いとわかります。選択肢 2 は誤りです。

選択肢 3 ですが
2004 年に注目すると、男性メダル獲得数 20、金メダル割合 35% なので、男性は 金メダル 7 個と読み取れます。2016 年は男性メダル獲得数 23、金メダル割合 20% 強なので、男性は 金メダル 5 個です。2004 年の方が多いため、選択肢 3 は誤りです。

選択肢 4 は妥当です。
(選択肢 1 の解説より)2000 年の女子金メダルが 2 個です。残り 11 個メダルを獲得しており、男女合わせたメダル獲得数が銀メダル 8、銅メダル 7 なので、どんなに少なくとも 銅メダル 3 個、銀メダル 4 個は獲得しています。

選択肢 5 ですが
2012 年の男子メダル獲得数 21、割合 約15 % なので、金メダル 3 個です。男子は銀と銅合わせて 18 個メダル獲得です。もしも 14 個銀メダルだと、4 個銅メダルで OK です。この場合、女子が 金メダル 4 個、銅メダル 13 個で矛盾ありません。従って「少なくとも4個」です。「少なくとも5個」ではありません。選択肢 5 は誤りです。

以上より、正解は 4 です。

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