2020年 国家一般職(高卒 技術) No.94 建築計画・建築法規 解説

 問 題     

照明設備に関する次の記述の ㋐ ~ ㋔ に当てはまるものの組合せとして最も妥当なのはどれか。

「一般に、照明方式が ㋐ から ㋑ に近づくにつれて、照明の効率が ㋒ し、陰影が少なくなり、柔らかい感じの光になる。また、一般に、室全体に対しては ㋓ により十分な明るさを確保するとともに、さらに明るさが必要な箇所については ㋔ を併用するなど、室の使用目的に合わせた照明設備を計画するとよい。」

 

 

 

 

 

正解 (1)

 解 説     

「・・・㋑ に近づくにつれ・・・柔らかい感じの光」とあるので、㋑ が「間接照明」と判断できるのではないでしょうか。選択肢より、㋐ が「直接照明」です。また、間接照明であれば、直接照らしていないのだから、照明効率は低下します。㋒ は「低下」です。正解は 1 or 2 です。

ちなみに
直接照明と間接照明の違いは「光源が直接見えているかどうか」です。

「・・・さらに明るさが必要な箇所については ㋔ を併用」とあるので、㋔ は「局部照明」の方が妥当と考えられます。

以上より、正解は 1 です。

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