2020年 国家一般職(高卒 技術) No.73 土木施工 解説

 問 題     

コンクリート用材料に関する次の記述の ㋐、㋑、㋒ に当てはまるものの組合せとして最も妥当なのはどれか。

・セメントに水と砂(細骨材)を混ぜたものを ㋐ といい、さらに石(粗骨材)を混ぜたものをコンクリートという。

・コンクリートに用いられる骨材は、硬化したコンクリートの骨格となる役割のほかに、コンクリートの発熱や収縮を減らす役割がある。また、骨材の体積は、一般にコンクリート全体の体積のおよそ ㋑ を占める。

・コンクリートの性能を改善するために混和材料が用いられる。混和材料のうち、一般に使用量がおおむねセメント質量の 1 % 以下と比較的少ないものを ㋒ という。

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説     

㋐ ですが
モルタル+「粗」骨材=コンクリートです。㋐ は「モルタル」です。正解は 4 or 5 です。ちなみに、セメントペースト+細骨材 = モルタルです。そして、水+セメント=セメントペーストです。

㋑ ですが
骨材の体積は「65 ~ 80%」です。

㋒ ですが
1% 以下は「剤」です。漢字の違いに意味があることをしっかりおさえておきましょう!

以上より、正解は 5 です。

類題 H30 no85 コンクリート

コメント

  1. 匿名 より:

    イの解説では、問題の答えが4になってしまうので、骨材の体積は65%~80%ではないでしょうか?

  2. kazupiko より:

    コメントご指摘ありがとうございます!
    解説を修正致しました。