2020年 国家一般職(高卒 技術) No.62 土木基礎力学 解説

 問 題     

図のような両端固定支持の長柱に鉛直集中荷重 P が作用したとき、この長柱の座屈荷重として最も妥当なのはどれか。ただし、長柱の長さは l、弾性係数は E、断面 2 次モーメントはIとし、解答に当たってはオイラーの公式

を用いてよい。なお、Pcr は座屈荷重、n は支持方法によって定まる係数、lr は柱の換算長(有効長さ)とする。

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説     

座屈と来たら、以下の有効長さと終端条件の関係を思い出します。

有効長さ の所に 0.5 l を代入すれば、分母が 0.25 l2 です。分母・分子に4をかけることで、選択肢 と形が対応します。

以上より、正解は 5 です。

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