2020年 国家一般職(高卒 技術) No.60 電気基礎 解説

 問 題     

磁気に関するクーロンの法則について、次の記述の ㋐、㋑、㋒ に当てはまるものの組合せとして最も妥当なのはどれか。

「磁極の強さの大きさがそれぞれ m1、m2 である二つの磁極が距離 r だけ離れた位置にあるとき、両磁極間に働く力の大きさ F は、両磁極の強さの大きさの ㋐ に比例し、両磁極間の ㋑ に反比例する。よって、比例定数を k とすると、F = ㋒となる。」

 

 

 

 

 

正解 (1)

 解 説     

クーロンの法則 ときたら、点電荷に関するクーロンの法則 Fクーロン力=k Q1Q2/r2 です。そして、磁気に関するクーロンの法則では、点電荷の部分を「磁極の強さ」におきかえればよいです。また、定数 k は少し違う別の定数になります。

両磁極間に働く力の大きさ F は、両磁極の強さの大きさの「積」に比例「距離の2乗に反比例」します。

以上より、正解は 1 です。

コメント