2020年 国家一般職(高卒 技術) No.10 数学 解説

 問 題     

log28、2、log2√2 の大小関係として正しいのはどれか。

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説     

【指数・対数の基礎知識】
まず、指数が、数字の肩に乗ってる小さな数です。23 の「3」が指数の例です。そして対数は、指数部分の別表現です。「log 真数」という表現をします。

先程の 23 の 指数部分である「3」 を、対数表現すると log28 です。底は「もともとなんていう数字に乗っかってたか」です。2の肩にのっかってたんだから 底が 2 です。真数は「結局全体として、数がいくつか」です。23 = 8 だから、真数が8です。

【log28、2、log2√2 の大小関係】
log28 = 3、2 → log24、√2 = 21/2 なので、log2√2 = 1/2 となります。つまり本問は 3,2,1/2 の大小関係を聞かれています。3 > 2 > 1/2 です。選択肢と対応をさせれば、log2√2 < 2 < log28 となります。

以上より、正解は 5 です。

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