過去問 2019年 国家一般職(高卒 基礎)No.17解説

 問 題     

2 機のドローン ㋐,㋑ を用いた飛行実験を,A~D の 4 地点間で行うことを考える。次のことが分かっているとき,ドローン ㋑ が最短の時間でドローン ㋐ と B 地点で出会うためには,ドローン ㋐ を A 地点から出発させてから何分後にドローン ㋑ を D 地点から出発させればよいか。

ただし,ドローン ㋐ は,各地点で止まることなく,定められた速さで飛行し続けるものとし,各ドローンの飛行中の高度は考えないものとする。

○ AB 間の距離は 9 km,BC 間の距離は 18 km,BD 間の距離は 12 km である。
○ ドローン ㋐ は,A地点 → B地点 → C地点 → B地点 → A地点の順に飛行する。
○ ドローン ㋐ の速さは,AB 間では分速 0.90 km,BC 間では分速 0.72 km である。
○ ドローン ㋑ は,D 地点から B 地点の方向に分速 0.80 km で飛行する。

1. 36 分後
2. 42 分後
3. 45 分後
4. 48 分後
5. 50 分後

 

 

 

 

 

正解 (3)

 解 説     

ドローンが出てくるのが、令和を感じさせます。明治時代は馬とかだったんでしょうか。

問題文を図示すると以下のようにまとめることができます。

ドローン ㋐ は、AB 間について、9km を 分速 0.90km で移動するので、10 分かかります。BC 間は 18 km を 分速 0.72km で移動するので 25 分かかります。また、ドローン ㋑ は BD 間の移動について、12km を 分速 0.80 km だから、15 分かかります。

あとは「公務員試験全般の戦略:選択肢の活用を常に頭の片隅に忘れない」を思い出して、選択肢を1つずつ検討すればよいです。36 分後に出発するとうまく出会わない・・・と、選択肢 1 から検討していくと、ドローン ㋐ が出発してから 45 分後にドローン ㋑ を出発させれば、B 地点でちょうど出会うとわかります。

以上より、正解は 3 です。

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