過去問 2019年 国家一般職(高卒 基礎)No.15解説

 問 題     

20 円切手が3枚,120 円切手が3枚,140 円切手が2枚ある。これらから合計が 380 円となるように任意の切手を選んで,封筒に縦一列に貼りたい。貼る切手の並べ方(並べる順番)は何通りあるか。ただし,同じ金額の切手どうしは区別しないものとする。

1. 7 通り
2. 12 通り
3. 15 通り
4. 18 通り
5. 24 通り

 

 

 

 

 

正解 (1)

 解 説     

まず、合計 380 円になるような切手の選び方を考えます。最も高額な 140 切手を何枚使うかに注目すると考えやすいです。

・140 円切手2枚を使う場合
→ 残りの金額は 380 ー 140 × 2 = 100 円です。20 円切手 3 枚と、120 円切手 3 枚では、どうやっても 100 円になりません。これはありえません。

・140 円切手1枚を使う場合
→ 残りの金額は 380 ー 140 × 1 = 240 円です。120 円切手2枚でうまくいきます。そして、120 円切手 1 枚では、金額が不足するため、使う切手の組み合わせは「140 円切手1枚、120 円切手2枚」の1パターンとわかります。

そして、この切手を縦1列に貼ります。140 円切手を◯、120 円切手を△で表すと、◯△△、△◯△、△△◯ という3通りが考えられます。(実際には、△◯△と貼るのは違和感がありますが、試験問題では気にしません)。

・140 円切手を使わない場合
→ 使う切手の組み合わせは「120 円切手3枚、20 円切手1枚」の1パターンです。

この切手を縦1列に貼ります。120 円切手を△、20 円切手を □ で表すと、△△△□、△△□△、△□△△、□△△△ という4通りが考えられます。

以上より、3+4=7通りです。
正解は 1 です。

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