問 題
通風と換気に関する記述 ㋐、㋑、㋒ のうち妥当なもののみを全て挙げているのはどれか。
㋐ 通風の効果を高めるためには、開口部を、その地域の最多風向に直角な面及びその反対側の面に設けるようにする。
㋑ 通風の経路は、開口部の位置のみによって決まり、 庇（ひさし）やそで壁などの壁面突起の有無などによる影響を受けない。
㋒ 機械換気において、給気口の近くに排気機を取り付けた排気口を設けると、給気口から流入する新鮮な空気が室内全体に行き渡ってから排気口に流れるため、効果的な換気となる。
1．㋐
2．㋐、㋑
3．㋑
4．㋑、㋒
5．㋒
正解 (1)
解 説
㋐ は妥当です。
風通しをよくする設計についての記述です。
㋑ ですが
「・・・開口部位置『のみ』によって決まり」、「庇（ひさし）やそで壁などの壁面突起の有無などによる影響を受けない」は言い過ぎと考えられます。㋑ は誤りです。
㋒ ですが
「給気口の近くに排気機を取り付けた排気口を設ける」というのは、空気が入ってすぐ出口に誘導されるということです。「室内全体に行き渡ってから排気口に流れる」という記述は誤りと考えられます。㋒ は誤りです。
以上より、正解は 1 です。
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