公務員試験 2019年 国家一般職(高卒 技術) No.61解説

 問 題     

図のように,単純梁に等変分布荷重を作用させたとき,支点 A に作用する鉛直反力の大きさはおよそいくらか。ただし,梁の自重は無視できるものとする。

1. 9 kN
2. 11 kN
3. 13 kN
4. 15 kN
5. 17 kN

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説     

等変分布荷重は、四角形と三角形に分けて考えます。

三角形分布は、重心への集中荷重に変換します。(H26no61)。
力の大きさは面積なので、1/2 × 6 × 4 = 12 です。

等分布荷重は、中心への集中荷重に変換します。(H29no61)。
力の大きさは面積なので、6 × 4 = 24 です。

2つの集中荷重をまとめて合力として表したものが、赤色の矢印です。
36kN の集中荷重が 単純梁のほぼ真ん中にかかるとわかります。

従って
両端における反力は、それぞれ大体 18kN です。一番近いものを選べば 17kN です。

以上より、正解は 5 です。

コメント