問 題
図のように,単純梁に等変分布荷重を作用させたとき,支点 A に作用する鉛直反力の大きさはおよそいくらか。ただし,梁の自重は無視できるものとする。
1. 9 kN
2. 11 kN
3. 13 kN
4. 15 kN
5. 17 kN
正解 (5)
解 説
等変分布荷重は、四角形と三角形に分けて考えます。
三角形分布は、重心への集中荷重に変換します。(H26no61)。
力の大きさは面積なので、1/2 × 6 × 4 = 12 です。
等分布荷重は、中心への集中荷重に変換します。(H29no61)。
力の大きさは面積なので、6 × 4 = 24 です。
2つの集中荷重をまとめて合力として表したものが、赤色の矢印です。
36kN の集中荷重が 単純梁のほぼ真ん中にかかるとわかります。
従って
両端における反力は、それぞれ大体 18kN です。一番近いものを選べば 17kN です。
以上より、正解は 5 です。
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