公務員試験 2019年 国家一般職(高卒 技術) No.37解説

 問 題     

A ‒ D 変換に関する次の記述の ㋐,㋑,㋒ に当てはまるものの組合せとして最も妥当なのはどれか。

「アナログ信号をディジタル信号に変換することを A‒D 変換という。A‒D 変換では,まず,連続したアナログ信号を一定時間間隔で区切り,断続的な信号にする ㋐ を行う。次に,㋐ で得られた信号の大きさを何段階かの定められた振幅値で表す ㋑ を行う。そして, ㋑ で得られた信号を2 進符号に変換する㋒を行う。」

  ㋐  ㋑  ㋒
1.標本化 量子化 符号化
2.標本化 符号化 量子化
3.量子化 標本化 符号化
4.量子化 符号化 標本化
5.符号化 標本化 量子化

 

 

 

 

 

正解 (1)

 解 説     

㋐ ですが
連続したアナログ信号を一定時間間隔で区切る というのは、以下のようなイメージです。これを『標本化』といいます。

信号の大きさを何段階かの定められた振幅値で表すのは『量子化』です。以下のようなイメージの変換です。

信号を2進符合、すなわち 01001… といった2進数表記に変換するのが『符号化』です。

以上より、正解は 1 です。
類題 H29no36

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