問 題
A ‒ D 変換に関する次の記述の ㋐,㋑,㋒ に当てはまるものの組合せとして最も妥当なのはどれか。
「アナログ信号をディジタル信号に変換することを A‒D 変換という。A‒D 変換では,まず,連続したアナログ信号を一定時間間隔で区切り,断続的な信号にする ㋐ を行う。次に,㋐ で得られた信号の大きさを何段階かの定められた振幅値で表す ㋑ を行う。そして, ㋑ で得られた信号を2 進符号に変換する㋒を行う。」
㋐ ㋑ ㋒
1.標本化 量子化 符号化
2.標本化 符号化 量子化
3.量子化 標本化 符号化
4.量子化 符号化 標本化
5.符号化 標本化 量子化
正解 (1)
解 説
㋐ ですが
連続したアナログ信号を一定時間間隔で区切る というのは、以下のようなイメージです。これを『標本化』といいます。
信号の大きさを何段階かの定められた振幅値で表すのは『量子化』です。以下のようなイメージの変換です。
信号を2進符合、すなわち 01001… といった2進数表記に変換するのが『符号化』です。
以上より、正解は 1 です。
類題 H29no36
コメント