R6年 大気有害物質特論 問4 問題と解説

 問 題     

液分散形に分類されるガス吸収装置として、誤っているものはどれか。

  1. スプレー塔
  2. 漏れ棚塔
  3. ぬれ壁塔
  4. ベンチュリスクラバー
  5. 十字流接触装置

 

 

 

 

 

正解 (2)

 解 説     

各種ある吸収装置には大きく分けてガス分散形と液分散形の2つがありますが、その分類は次のようになっています。これは重要事項として押さえておくべき知識です。

ガス分散形:

  • 段塔
  • 気泡塔
  • ジェットスクラバー
  • 漏れ棚塔 …選択肢(2)

液分散形:

  • 充塡塔
  • 流動層スクラバー
  • サイクロンスクラバー
  • ベンチュリスクラバー …選択肢(4)
  • スプレー塔 …選択肢(1)
  • ぬれ壁塔 …選択肢(3)
  • 十字流接触装置 …選択肢(5)

よって、正解は(2)となります。

コメント

  1. 翔んでる男 より:

    液分散形は段塔、気泡塔、ジェットスクラバー、漏れ棚塔をセットで憶えておけばガス分散形は消去法で行けますね!?

  2. だいぐりん より:

    水質:令和元年の問題
    (2)で、六価クロム化合物の検定方法として定められているのは、以下の5つです。

    ジフェニルカルバジド吸光光度法
    電気加熱原子吸光法
    ICP発光分光分析法
    ICP質量分析法
    ジフェニルカルバジド発色法による流れ分析法

    とありますが、電話帳を見ると
    フレーム原子吸光法
    も記載があります。よって、6つなのではないでしょうか?
    よろしくお願いします。

    • (管理人) より:

      法改正によって現在は解説の通りです。
      法改正後は数年以内にそれをテーマとした設問が出題されやすいので、こちらのページを確認しておくことをお勧めします。