R4年 汚水処理特論 問10 問題と解説

 問 題     

汚泥容量指標SVIに関する記述として、最も不適切なものはどれか。

  1. SVIは、曝気(ばっき)槽内汚泥混合液を1Lのメスシリンダーに入れ、60分間静置して活性汚泥を沈降させた場合に、1gの活性汚泥が占める容積である。
  2. 活性汚泥のSVIが200mL/gを超えると沈殿池で汚泥界面が上昇し、SSが処理水中に流出するおそれがある。
  3. 正常な活性汚泥のSVIは50~150mL/gの範囲にある。
  4. バルキングの原因にはいろいろあるが、特に炭水化物系の基質(有機物)を多量に含む排水では、糸状性微生物などが異常に増殖して起こる場合が多い。
  5. SVIはBOD負荷とも密接な関係がある。

 

 

 

 

 

正解 (1)

 解 説    

SVIとはSludge Volume Indexの略で、汚泥容量指標のことです。これは、MLSS濃度に対する30分間静置後の汚泥容積の比で表されます。

  • SVI:汚泥容量指標 [mL/g]
  • Sv:30分間沈降後の汚泥容積 [mL/L]
  • MLSS濃度:MLSS濃度 [g/L]

よって、(1)の「60分間」が誤りであり、これを「30分間」に直せば正しい文章となります。

なお、(2)や(3)の数値は正しいですが、これらはマイナーな知識であるため、知らなくても気にしなくていいと思います。重要事項であるSVIの定義・公式を理解できていれば(1)が誤りであると判断できるので、そこから正解できれば十分です。

以上から、正解は(1)です。

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