R3年 大気有害物質特論 問1 問題と解説

 問 題     

鉛及びその化合物に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. 鉛は300℃程度から蒸発が盛んになり、鉛フュームとなる。
  2. 方鉛鉱の製錬では、焼結炉で硫黄は二酸化硫黄として除かれる。
  3. 焼結炉で得られた鉛の酸化物は、溶鉱炉でコークスによって還元されて粗鉛となる。
  4. 焼結炉、溶鉱炉からの排ガスに含まれるダストの60~70%は、酸化鉛である。
  5. 粗鉛に含まれる金、銀などの有価金属を回収する工程では、鉛が揮散する。

 

 

 

 

 

正解 (1)

 解 説    

(1)に関して、鉛の沸点はかなり高い(約1750℃)ですが、400~500℃程度から蒸発が盛んになり、鉛フュームが発生します。

よって、(1)の「300℃程度」では温度が低すぎるため、(1)の文章が誤りで、これが正解となります。

過去の出題傾向を見ると、(2)~(5)の文章もときどき出題されているので、併せて確認しておいてください。

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