問 題
汚泥の脱水に関する記述として、誤っているものはどれか。
- ルースのろ過方程式に従う場合、ヌッチェ試験で求めたろ過時間θとろ液量Vは、θ/V対Vでプロットすると直線関係が得られる。
- ろ過脱水のためには、ケーキ比抵抗は大きいほどよい。
- ろ過助剤には、ケイ藻土、おがくず、セルロースなどがある。
- ケーキに圧縮性がある場合、ケーキ比抵抗はろ過圧力が高くなると大きくなる。
- 消化汚泥のろ過脱水の前処理として、汚泥の水洗が有効な場合がある。
正解 (2)
解 説
(2)で、ケーキ比抵抗はその名称からも推測できる通り、汚泥をろ過脱水する際のろ過抵抗のことです。つまり、ろ過抵抗が高いとろ過しづらくなり、汚泥が脱水されなくなるので、ケーキ比抵抗を下げることが重要です。
よって、(2)の「大きい」が誤りで、正しくは「小さい」となります。
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