問 題
ふっ素に関する記述として、誤っているものはどれか。
- 蛍石を硫酸で分解すると発生する。
- 常温で淡黄色の有毒な気体である。
- ほとんどすべての元素と直接反応して、ふっ素化合物をつくる。
- 水と激しく反応し、ふっ化水素、オゾン、過酸化水素などを生じる。
- 排ガス中のふっ素を硫黄と反応させて回収する方法がある。
正解 (1)
解 説
(1)に関して、蛍石の化学式はCaF2です。一方、硫酸はH2SO4なので、蛍石と硫酸との反応は次のようになります。
\[
\mathrm{CaF}_2 + \mathrm{H}_2\mathrm{SO}_4 \rightarrow \mathrm{CaSO}_4 + 2\mathrm{HF}
\]
よって、発生するのは「ふっ素」ではなく「ふっ化水素」です。
以上から、正解は(1)となります。

コメント
蛍石と濃硫酸の化学反応式は、蛍石1モルと濃硫酸1モルの反応になるのでは。
(R2年 大気有害物質特論 問2の解説)
修正しました。ご指摘ありがとうございます!